イボンヌのレース編み・・・
2018年 08月 31日
もらったときには、ちょっとギョッとした、ぼってりとした黄色のレース編み。
しかし、こんな素朴な花がよくあうのです。
夏になると必ず使う、思い出のレース編みです。

初代女中、イボンヌは、ポルトガルで最初に借りた家に、まるでグリコのオマケのようについていました。
あまり上手とはいえないけれど、台所のテーブルの前で、よく編み物をしていました。
セーターも編んでくれましたが、安物の毛糸でチクチクしました。
「なんで着ないの・・・」と言われ、日本のお母さんにあげた・・・と噓をつくと、「気に入ってたでしょう」と
とても喜び、ちょっと胸が痛みました。

冬でも暖房設備のない家が多く、寝るときには毛糸の靴下を履いて寝ます。
古いセーターをほぐした有り合わせの毛糸で、暖かな靴下をたくさん編んでくれました。
さて、暑過ぎて、この夏は花が少なかった。
近所をひとまわりして、空家の庭に咲乱れていたものを切りました。

庭の花は、咲いても、暑さのせいですぐに枯れてしまいます。

春から刈り取らないように注意して、大事にしていた花です。
ヘグソカヅラという気の毒な名前の花ですが・・・
押し花さんに「灸花」(ヤイトバナ)という別名を教えていただきました。

あちこちの茂みで、元気に咲いています。
さすが、雑草。

ヤケドをした時に、花を傷に押し付けていた覚えが・・・
ガキ大将が得意そうに教えてくれたのですが、効用はイマイチでした。

野生の植物は強いですね。
お宅の方は夕方になると涼風が吹くのですか。こちらは夜10時を回っても27℃とか28℃もあり一向に涼しくなる気配がありません。
涼風が恋しいですねー。外はムッとして熱風が吹いています。
窓は開けられません。もう少ししたら、お使いに出かけるつもりです。 ヨーグルトやミルクを買ってこないといけません。
山にありましたか・・・まぁ、そういえば、この辺は山でした。前は沢山ありましたが、少なくなっています。みつけると刈り取らないように気をつけています。増えてきました。可愛らしい花なのです。ヤケドに・・・効用はイマイチ、ということは、名前負け ? 茎と葉は揉むと臭いそうですから、気をつけて扱っています。
茂みの中にこの花をみつけるとうれしくなります。オシロイバナもいいですね。夕方になると仄かに香ります。ポルトガルにも沢山あって、日本ではさほど気にしていなかった花が急に愛おしいような気になったものです。
そちらはまだ暑いのですね。気をつけてお過ごしくださいませ。もう少しのことでしょう。
ツルボも押し花さまに教えていただいた花です。去年、みつけては庭に移植しました。近所にはなくなりつつありますが、我が家にはたくさん・・・いい花ですね。場所によって、とても大きいものがあります。群れて咲くと、とても景色よく・・・大切にしています。

器用にこんなのが編めたら良いですねー。私の母もいとこも手先が器用で編み物やレース編みなどてもは早く上手でしたが、何故か私は折角の素質を受け継ぎませんでした。
不器用な父に似たらしいです。
今朝は日々さクーラーなしの朝、ちょっと肌寒いと思ったら雨です。 何日振りの雨でしょう。 台風が迫ってきてるのでしょうか。
ただ色の取り合わせはこういう感じではありませんが。
ヘクソカズラは綺麗だと思っています。もう少し長く咲いてくれるといいのに、1日で落ちますよね。確かに落ちた花殻がヤイトの灰に見えます。
ドイリーというのですか、知りませんでした。ポルトガルの手芸屋では、雑誌の編み物の図柄(編み方?)をコピーして、10円とかで売っていました。私も編み物は全く出来ません。マフラーでさえ、まっすぐに編めません。
少し涼しくなったのですね。こちらも雨が少し降り、ありがたいです。
イボンヌにそっくり・・・どこのイボンヌも編み物好きなのですね。このドイリーは、霧を吹いて、相当強いアイロンをかけないと、平らになりません??? この色は、日本人は使わないですよね。ポルトガルの野生溢れる花には、とてもあいました。
見れば見るほど綺麗な花ですね。確かに・・・ヤイト。

昔、1920代風のキャップが欲しくって、レース編みをしました。なかなかスタイリッシュにできたのですが、
取ると、額にレース編みの跡がしっかりついていて、
困りました。
やはり野の草花は強いですよね。
今年はこちらも増えて沢山咲いています。
もらったときには、正直いって・・・いらない・・・と、思いました。でも、使っているうちに、夏の花に良くあうことに気がつきました。ポルトガルの野草にはこれでなくてはならないのです。この花・・・ポルトガルには、そこいら中にあったのですが・・・日本でも原っぱにはありましたが、消えましたね。このごろ花屋でも売っています。名前・・・覚えるそばから忘れるのです。
ふふ・・・おでこに跡・・・若いときにはオシャレしたものですね、お互いに。寒くてもミニスカートに網タイツでした。ブルル・・・。
以前花瓶敷きにレース編みはあまり使わなかったのですが、こちらで素敵に使われているのを見てよく使うようになりました。
特に夏、ガラスの花瓶にレース編み。
maribabaさんのコメント、「額にレース編みの跡」
想像して思わず笑ってしまいました~。ゴメンナサイ
ソバージュにレース編みのキャップ、ファツション雑誌でもよく見かけました。

引っ越したら画像が大きくなったのです・・・なぜか。カメラは同じ、相変わらずオートです。レース編み、私たちの世代はあまり使いませんね。母の時代は、いただき物が多く、テーブルとか、灰皿の下にまでしいてあった・・・。ヨーロッパも女の手仕事として、古いけれど上等なものが蚤の市などに出て、つい買ってしまいます。使い切れません。
ファッション雑誌に、ありましたね、レースのキャップ。モデルも額に跡 ?
太って着られる服がなくなったせいもありますが、昼まではパジャマ・・・庭に出るために、作業着に着替え、そのまま夜を迎えます。お風呂にはいって、またパジャマです・・・これって・・・どうなんでしょう。山の中ですから、オシャレの仕様がありません。上京するとき、本当に困っています。欲しい服もなくなりました。
イボンヌは典型的なポルトガルのおばちゃんでした。日本でも、あぁいう人いるなぁ・・・と。親戚のおばちゃんみたいな人でした。
ポルトガルは、今年、冷夏で、ヨーロッパの北が暑く、暑さを期待してやってくる避暑客が少なかったそうです。短い期間、猛暑に教われ、冷房設備がない家は大変だったようです。