ポルトガルからの客人は日本人
2019年 04月 21日

明るいうちからヴィーニョ・ベルデ(微発泡の白)で始めました。
今日のご馳走は、庭の草だよ・・・と、伝えてありました。
まずは、庭の草でサラダ・・・一緒に摘んだ、コゴミと明日葉の天ぷら。
飲む、食べる、しゃべる、しゃべる・・・
本人は気がついていないのでしょうが、エッちゃんは、とてもきれいな日本語を話します。

夫と道彦が少し遠くまで、魚を仕入れにいきました。
トビウオ、太刀魚、ブリ・・・いいのがありました。
ポルトガルでは食べられないものです。
多分、人生の半分を外国で過ごし、当時は商社マン夫人だったので、猫を被っていたままの日本語を使っているせいでしょうか。
あぁ、この言葉は、いまでは誰も使わないな・・・というような、ハッとするくらいうつくしい日本語なのです。

これが食べさせたかったのです。
カワハギ・・・肝で食べました。
死ぬ前に食べられてうれしい・・・と喜びました。
一方で、毒舌もまた達人で、この人の右に出る人はいません。実に小気味よい。

あとは、アスパラガスの豚肉巻き、庭の蕗で蕗味噌、自家製ちりめん山椒、蕗と油揚げの炊いたもの・・・などなど、庭の草。
山椒と油揚げのご飯少々・・・私同様、お揚げ好き。
エツコを黙らせるには、油揚げです。

デザートは、黒豆寒天と苺・・・土産のポルトガルの赤ワインと、最後は全員が日本酒。
ポルトガルの黒豆は、日本のものとちょっと違います。


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あ・・・そちらでも、いい時間を過ごされたのですね。よかった。
しょっちゅうでなくともいいのですよね、時々、気兼ねのない人と、和やかな時間は、大切ですね。
お庭が充実してきましたね。うちも薔薇が蕾を持ちました。ハラハラドキドキ・・・。
不思議なご縁で知り合いました・・・毒舌仲間・・・誰も日本語がわからないので、身の前の人を罵倒したり・・・悪かったのですよ、私たち。まるで悪ガキ。
日本の食べものに対しての執念も並々ならぬものがあり・・・これがエッちゃんの唯一の弱みかなぁ・・・ふふ。
楽しい時間でした。
そちらでも、幼なじみのような方と会われるのかしら・・・あっという間に、時間が経ちますね。5月にお帰りですか ?
谷中で、悪ガキが待っていますよ。
とても素朴なおもてなし・・・でも、日本でしか食べられないものを、という氣持ちでした。喜んでもらえてうれしいです。
牡丹は寿命が短いそうで、ハラハラしながら持ってきて下さいました。案の定、翌日には花びらが垂れて・・・でも、オーガンジーのドレスのようで、押し花さまを思いだしましたよ。
きれいでした。
見逃しました、ごめんなさい。
おもてなし・・・うれしくておしゃべりが忙しく、順番が逆さだったり、準備していたチョコレートケーキを忘れたり、お風呂の石鹸を新しくするのを忘れたり、散々でしたが・・・とにかく、気楽な中ですから、お互いに楽しかったのです。