ポルトガル、漁師町の残像
2019年 09月 04日
街中にも関わらず、エドウィンとジュスチーヌのパテオのブーゲンビリアの森は、鳥たちの棲家になっていました。
この森で生まれ育った鳥の家族・・・これはようやく飛べるようになった子供です。
朝早く、餌を取りに行ったお母さんを呼んでいます。
向かいの島に住んでいる、漁師の兄弟・・・前の日には、ここで取っ組み合いの喧嘩をしていました。
ジュスチーヌの写真をとる振りをして、隠し撮り・・・今日は仲良し。
リゾート化してから、失業者が減ったらしく、漁師町の人々が小綺麗になりました。
こんな親子はいなかった・・・。
市場に行くと、必ず誰かに出会います。
イギリス人画家ピーちゃんと会うのは、三年ぶりでした。
素敵なおじいさんになっていました。
セビージャから会いに来てくれたテレサ・・・誰にでも話しかけます・・・スペイン語で。
昔はイワシの季節には、町中で見られた風景ですが、この頃は珍しくなりました。
若い人は、炭の熾し方も知らないそうで、イワシはレストランで食べるものになったようです。
イギリス人、ケビンの素敵なレストランには何度も通いました。
奥さんのフランシスは、いつもとびきりのおしゃれをして、付き合ってくれました。
犬はいなくなったけれど・・・夜の路地では猫の家族が遊んでいました。
金網で、焼く鰯、美味しそうです !!!
昔は、こうして、煙モクモクで焼きましたね!!!
ポルトガルでも、鰯が獲れ無くなっているのですか?
ここでも鰯は不漁です。
aome様のポルトガルの写真、魅力的な色合いです!!!
イワシが実に美味しそう!!涎
ポルトガルのイワシは、本当においしいです。日本のはちょっとヘビーで、二匹食べるとお腹が一杯・・・ポルトガルのものは、脂がのっていても、五六匹は軽くいけるのです。どちらかというと、秋刀魚に近いのかしら・・・いや、いや、やっぱりイワシには違いないのだけれど。
以前のように大量とはいえませんが・・・値段だけは高くなりました。一キロ千円近いでしょうか ?
町中がイワシの煙で包まれていた頃が懐かしいです。
はい、私の写真は、全てオート・・・フラッシュは嫌い(やり方が分からない)なので、撮れていないことも多いです。いい写真は、まぐれ・・・。
明かりがLEDではないところも多いのかも知れません。リスボンなど、一時期、どれも青く映りました。評判が悪くて、黄色いものに変えたようです。
みなテーブルを出して、外で飲んだり食べたり・・・なくなりましたねぇ・・・残念。
喧嘩してた老兄弟と美しくいたずらっぽい表情のジュスティーヌとのツーショットは最高!です。
気取らない普段の町、街も人もみんな暖かくて人懐っこい、人情の溢れる町ですね。
ワンチャンやニャンチャン達、小鳥達でさえ顔なじみ、みんな知ってるよー。
そこへ行くと今の日本はなんとなく冷たい感じ。他人のことは知らんふり、素知らぬ顔をして、関係ない〜とか言ってもぐもぐ。
人はみんな繋がって生きていのに、自分だけで一人で生きては行かれません。 若い人は人とのつながりをうるさがる傾向があります。 そんなの寂しいですよね。
みんなでワイワイ、ガヤガヤが良いじゃないですかねー。
余計なことには口を挟まないけれど、協力したり一緒に食べたり話したりって良いじゃないですかね。
今日も残暑厳しく暑かったです。 日差しが強く頭がクラクラするほどでしたー。 大きな台風15号は東寄りのコースを辿るでしょうか。どのコースにしても強風、強雨は避けられませんね。大きな被害がないことを祈るばかりです。
伊豆は涼しいでしょう。こちらもやっと朝晩だけは涼風が通るようになりました。自然の風の気持ち良さは冷房の風なんかに比べようがありません。
誰も彼も、犬たちも、たった今、この地で、あるいは、それぞれの場所で生きているのですね。
懐かしくもあり、同時に、いささか現実離れした風景でもあります。
人々の暖かさは、それぞれの寂しさから来るものかも知れません。日本の人たちは、みな、スマホに目をやり、なにも見ていない感じですね。現実の世界を見ないようにしているのかも知れませんね。これもまた、寂しいことです。
東京におりますが、とても暑いです。伊豆は朝夕はすっかり秋の気配が・・・台風を避けて、明日は早く帰るつもりです。
お返事遅くなりました。見逃していました、ごめんなさい。
お会いになったのですね、二人に・・・チャ、チャ、チャにいらしたのでしようか。海岸沿いの、左端のレストランもとてもおいしいです。いろいろ発見が楽しいところです。お楽しみください。