香舟先生は・・・94歳になったらしい
2019年 10月 25日

私のイヤリングを見て、とても喜びました。
「まぁ〜、素敵なこと・・・そんなもの、どこで売っているの ? 初めて見たわ・・・」
パリで買ったのよ・・・と、いうと、手を叩き、「やっぱりねぇ・・・日本には、そんなものはないわよ」
久しぶりに、いろいろと話をしましたが・・・いろんなことを忘れています。
もっとも気にしていた、重い病いの甥のことも忘れていました。これはいいことでした。
「退屈していない ?」と、聞いてみると・・・
「絵も描かなくなったし・・・この頃、なんでも忘れてしまうのよ。でも、覚えていることだけで、生きているの」
人生でもっとも記憶に残っているのは、私が連れて行ったジャズ喫茶、新宿で盛んに行われていた、ハプニングの頃のことのようで
「あの頃は、今日は、何が起こるんだろう ? と、毎日、ワクワクしていたわ・・・」
先生が、42、3才のころのことで、当時のことは、実によく覚えています。

珍しく、帰りがけに寂しそうな様子でした。
食べなかった柿を持っていけと渡します・・・頂きました。
使いかけのディッシュペーパーも、二つくれました。
そして・・・なぜか、560円、くれました。
ありがとう・・・いただきます。
今度は、夫とふたりで夜に来て、飲もうと約束しました。

近くの編集者の家に行って、軽く夕食・・・先生のところにもお届けした茶巾寿司など・・・おいしいみそ汁を作ってもらいました。

亡くなったご主人は、私の友人でもありました。
仏壇に庭のお花・・・山が好きで、このような野草が好きだったことは、亡くなる少し前に知ったことです。

ちょっと仕事をして・・・みなが家路に急ぐ中、73才と68才の女は夜の町に・・・下北沢まで歩きました。
ちょっと気になるイベントがあるのです。
これは、次回に・・・。
香舟先生のところへ行かれた。
喜ばれてますね〜〜〜!
もう94歳。
可愛いおばあちゃん!ですね。
でも感性は相変わらず鋭いですね。
ご無事で良かった。
お庭の花が素敵!
まだ誰かのためにしてやれる事がある、と思えるのは幸せなことですもの。
手を叩いてご自分の美的感覚が衰えてないことを喜ぶ。可愛らしいおばあちゃんです。
週に1度でも気にかけてくださるヘルパーさんがいらして本当に良かった。
打ち捨てられた風の扱いは心が痛くなりますよね。
お金もあげたい、残った柿もあげたい。
お土産なんですね。
そっと受け取ってきた青目さんの優しさが心にしみますね。
イヤリングを素敵ね~という女心、私もなくしたくないと思いました。
新聞で作ったエコバッグに入ったお花、なんてきれいなのでしょう。
亡くなった御友人も喜んでいるでしょう。

94歳とはよく頑張っていただけました。
お家のお隣のご婦人は今月がお誕生日で99歳になられました。
お元気で一人暮らしです。息子さんが一日置きくらいに午後から数時間いらして話し相手をしていられます。 週一でお嫁さんがお掃除においでになる以外は全てお一人です。
子供や孫と一緒に暮らすなんてごめんですと。
お一人が気楽で好きだと言われます。
お風呂、ご飯、洗濯は全てご自分でなさっています。
香舟先生と同世代のご婦人です。
Aomeさんがお尋ねになった時、起きていらして良かったです。
帰りがけに寂しそうなご様子だったと、ジーンときます。
きっと嬉しかったでしょう。
次は必ずミスター小玉とご一緒にいらして飲んでください。
お綺麗なお品の良いおばあちゃまですねー。
まだ絵も描けそうな感じがしますが。
いつ行っても寝ていましたから、久しぶりに話が出来て、うれしかったです。まぁ、話の内容は、決まっているのですが、今回は、さらにその範疇が狭くなり・・・今度は、ジャズの話でも出来たらいいなと・・・必要でないものが、だんだん消えていく・・・いい感じではありました。
飲ませたり、食べさせたり、持たせたり・・・そうしてやりたい・・・そうして来たのです。ここでどれだけおいしいものを食べたことか。
このヘルパーさんが来たことがわかると、安心します。ふたりが、交代で、ほぼ毎日来ているのではないでしょうか。これは、当たり外れがありますねぇ。
だんだん、幸福度が上がっていくような気がして・・・帰り道、560円を握りしめて、ちょっとウルッとしました。
いつも、三年ぶりくらいで会う感じの喜びようです。なにかしてあげたいと思うのですね。そうしてきてもらってきましたから・・・もう、私たちがお返しする番なのに。
イヤリングは大きめなので、目立ったのですね。何度も、素敵だと褒めてくれました。
この新聞のエコバック・・・路上のパン屋でパンを買ったらくれたのです。あまりおいしくないけれど、この袋が欲しくて、二個買いました。お気に入りです。
そうですか、99才でなんでもご自分でお出来になられるのは、お幸せなことですね。香舟先生は、お料理以外は、家事は出来ません。出来ないので、片付いていなくても気にならないのでしよう。したがって、ヘルパーなしでは生活が成り立ちません。やはり、ひとりがお好きで、おしゃべりなヘルパーを嫌がります。
私も、きれいなおばあさんだなぁと、見惚れてしまいました。
絵は、スケッチでいいから描いていただきたいなぁ、と思います。
昨日「あっ、香舟先生ー!」とお写真に嬉しくなりながら会話を拝見しつつウル…。
何度も読み返し…帰りがけの寂しい様子。
花束でほっとし青目さんの素晴らしい人間関係?を垣間見せていただきファン度またまたアップ。
お忙しそうですが、お体ご自愛ください。
嬉しいです。
いつも、お品の良さに、感心します。
イアリングに関心がお有りになる、さすが、美しい物が気になるのですね。
お寂しいのでしょうね・・・560円に涙が出そうです。
お元気なご様子とても嬉しいです。美しい方ですね。指もきれいなこと。
ヘルパーさんもうまく回って(当たりはずれはあるにしても)いる様子。
とうとう絵を描かれなくなったのですね。残念ですが、aome さんがスケッチでもお見せになられたら喜ばれるでしょう、先生として復活されるのでは?
伺っても、寝ていることが多く、長いこと写真は遠慮していたのです。この日は、珍しく起きていました。着替えもしていたし・・・もしかすると、親切なヘルパーさんが手伝ってくれたのかも知れません。ありがたいです。
なんだか、急に忙しくなってきたのです・・・お金にはならないのだけれど。(涙)
久しぶりにおしゃべりが出来て、うれしかったです。
浮き世の苦しみから開放されたご様子に、つくづく感心しました。家族なし、お金なし・・・楽しい思い出の中で自由に遊ぶ心・・・これで、小さな花でも描いていただければ、言うことがありません。
はい・・・560円を握りしめ、帰りのバスの中で、ちょっとないてしまいました。
氣にかけていただき、ありがとうございます。
カメラを向けることが出来ない状態が続いていました。この日は、なんだか、スッとしたご様子で・・・久しぶりにおしゃべりも出来ました。楽しそうでした。
次回は、一緒に花の絵でも描けたら・・・と思います。