行きずりの・・・悪い男・・・菊地成孔
2019年 11月 01日

袖口から、ちょっと見える入れ墨・・・ちょっと見える方が怖いのね。

グルメでもあるらしい。
額に青筋・・・神経症の持病あり。

ついこの間まで、ラジオもやっていました。

いつもの下北沢、B&Bに会いに(見に)行きました。

ものすごい人・・・そうかぁ、人気があるのね。
実に久しぶりに本を買い、並んでサインをしてもらいました。
彼を知ったのは、ポルトガルのJSテレビ「私が子供だったころ」という番組で、その話をしましたら・・・驚いていました。
十数年前の、そんな昔の話を覚えている人は少ないのでしょう。

トークショーのお題は、映画「去年 マリエンバードで」について・・・
優れた映画評論家でもあるのです。
放送作家の男性、女性と三人のトークショウ。
彼ひとりで良かったわ。
いわゆる、配給会社の回し者的トークショーではなく、言いたい放題。
「わけ分かんないところが、面白いです」

翌日、73才と68才は、恵比寿ガーデンプレイスに映画を観に行きました。
前日のレクチャーがなければ、寝てしまったかも知れません。
出たがりのヒチコックが出ていたらしいのですが・・・見つからなかった。
監督はアラン・レネ、脚本 ロブ・グリエ、衣装 ココ・シャネルという豪華絢爛。
絵のように美しいシーンもいくつかあり、しばし日常から解き放された、芸術的ひと時でありました。
1959年の作品で、この頃は、こうした難解な・・・いや、芸術的な映画が流行ったらしい。
岡田英二主演の「24時間の情事」という思い切った題名の映画も、同時期の作品。
これは、イザベルとポルトガルで観ました・・・チンプンカンプン・・・
それもそのはず、マルグリット・デュラスの「ヒロシマ・モナムール」でした。
いい男ですね〜!!
歳を忘れて見惚れてしまう。
そうそうこの感じ、この雰囲気、忘れてました。
でしょ、でしょ ? ハンサムじゃないところがまたいい・・・いなくなりましたねぇ、こういう男。おしゃべりが上手で、うるさくない、内容が面白い・・・多分ものすごく本を読んでいる人だと思います。彼の書くものが、また、いいのですよ。
全くもってテレビ的ではない人ですね。
ふっふっふ・・・ちょっと、演歌歌手の追っかけおばさん化しております。
おはようございます。
ふ・・・かなり危険な感じはしますが・・・遊びに夢中な坊や・・・という感じでしょうか。
手には負えないかも・・・ですね。
"わけ分かんない映画" ・・・きれいではありました。考えないでみるタイプですね。頭が空っぽになりました。