おいしいものを・・・食べなくちゃ 2019年 11月 09日

久しぶりに、新橋の「京の里」に行きました。

恵比寿でも、さすらいましたが、気に入った店はなかった。谷中界隈に越してきて、ずいぶん探検したものの・・・難しい。

極め付きは、銭湯の前にある洒落たレストラン・・・わぁ、素人だ・・・店なんか出すな !

落胆激しく・・・

「これからは、少し高くても、うまいもの食おう・・・」この夫の一言で、飛んでいきました。

やっぱりねぇ・・・素晴らしい。

牛蒡の胡麻和えが、菜っ葉とキノコが、白子が・・・うまぁ〜い。

白和えは、薄く切った胡瓜に歯ごたえがある・・・なんでだろう ?

おまかせした刺し身は・・・さよりが絶品。
赤貝に、夫は言葉を失う。







ぐじの焼物・・・美しい。







聖護院大根のあんかけ・・・唸った。








穴子の天ぷら・・・言うことなし。







とにかく冷酒がすすみ・・・もうお料理は食べ終わったのに、夫が飲みたがり・・・五本目を頼みました。
女将さんが、こんなものをサービスしてくれました。
これがまた・・・もう・・・。





このところのお気に入り、菊地成孔の本にこんなことが書いてありました。
仕方なく入ったレストランでは「まずいぞ、絶対、まずいぞ・・・」と呪文を唱える・・・「来た来た、まずいのが来たぞ・・・」
そうすると、あら不思議・・・案外おいしく感じるそうです。
なるほど・・・覚悟ですね。
彼もまた、彷徨える人のようです。