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カテゴリ:天然な暮らし方( 46 )



掃除も荷造りも怪しい中・・・山椒など摘んでいました。
まだ早いけれど・・・あぁ、掃除はどうしよう、荷物はどうしよう・・・などとつぶやきながら、摘みました。

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鯵のカルパッチョ風・・・絶品でした。
荷造りを横目に・・・相当飲んでしまった。

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オリーブオイルに、刻んだ山椒(水煮・茹でてみずにさらす)を放り込み、塩とレモン汁。
これがなんにでも合うのです。

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グリーンサラダにも・・・よく合う。
実が小さかったけれど、庭の空豆とピース、花ッコリー、フリルレタス・・・食べ尽くしました。

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パセリもフライで食べた・・・大量に残ったものはみじん切りで冷凍。

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小ジャガは、油で揚げて、アンチョビとオリーブオイルで和えました。
押し花さまのレシピです。

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山椒の水煮のみじん切りを、片栗粉に混ぜ込み雑魚の唐揚げ・・・これが止まりません。

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薔薇はほとんど花を切りました。ご近所におすそ分け・・・ジムの先生にもお持ちしました。

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パンジーもビオラも、ほとんど切りました。
すでに、ニゲラが蕾をたくさんつけて、庭が初夏に変わりつつあります。

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こうして、庭を食べ尽くし、花を楽しみ尽くし・・・春が終わろうとしています。
帰る頃まで、紫陽花は咲いているでしようか・・・どんなふうに庭が変わっているのかが、楽しみでもあります。
さて、どのコがいいコにしているでしようか ?

明日、29日に羽田から発ちます。行って参ります。





by aomeumi2 | 2019-05-28 22:35 | 天然な暮らし方 | Comments(8)

元漁師の・・・畑


大好物の小ジャガ・・・ピースもパセリも自家製です。
まずは、シンプルにオリーブオイルをたらして茹でた。
塩をパラリ・・・おいしい〜〜〜 !

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たくさんは取れませんが・・・少しばかりおすそ分けも出来ました。
うれしい〜〜!

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お隣の畑をお借りして、お父さんの指導のもと、夫がジャガイモとピースを作りました。
うれしそうに収獲。

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端に植えておいたニンニクも、まぁまぁ・・・去年よりはマシです。

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油で揚げて、塩とパセリ・・・ビールに誠によく合いました。

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もちろん、豆ご飯も・・・五分づきなので色がよくありませんが、豆の香りがとても強くて・・・舌鼓。

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トマトのパスタにも・・・思い切りかけた。

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ひと月も留守にするので、少し早かったけれど、全て収獲。
畑仕事をバカにしていた元漁師・・・収獲が出来たら豹変。
どこかに畑を借りて、本格的に農夫になる勢い・・・どうぞお励みください。

さて、荷物は宅配で成田へ・・・なんとか出発の準備ができました。





by aomeumi2 | 2019-05-26 19:32 | 天然な暮らし方 | Comments(16)



土曜日は休みの店が増えました・・・築地で待ち合わせたので、ブラブラと歩きながら店を探しました。
場外に新しいイタリアンがあるというので行ってみました。
カウンターのみ、外にテーブルがひとつだけ・・・鉄製の青いペンキが剥げている。
気に入った。写真を撮り忘れたのが残念。


メヒカリの唐揚げ・・・絶品。

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主は、ものすごく緩ぅ〜い感じの若いアンちゃん・・・これがいい感じ。
イタリアの路地裏のようです。

鯛のカルパッチョ・・・隠し味のスパイスは、何でしょうか ?
多分、味が染みるように、隠し包丁が入っている ?

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こういうものは、新鮮さと茹で加減が勝負・・・パーフェクト。

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チーズはいくつか混ぜてあるらしい・・・おいしくて、別のパケットを追加注文。
その他、いろいろ・・・おいしすぎて、写真を撮り忘れました。

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主は、二代目。お父さんがここで魚を扱っていたそうです。
築地で生まれて、築地で育った築地ッ子・・・ワインも詳しく、おいしいものを選んでくれました。(高かった)

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食いしん坊の男友達は、定年後、ポルトガルに夫婦でやってきました。
その時、世話になったジュスチーヌとエドウィンにお土産を・・・自分で作ったという食品サンプル。
外国のお客を連れて行ったとのこと・・・なかなか楽しいらしいです。
天ぷらは、衣が多すぎる・・・安い天丼 ?
喜ぶと思います。

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たまには、ご招待したいと思うのだけれど・・・私の行きつけ、新橋の「京の里」も、神保町の「松翁」も、彼の紹介なのです。
私の行きつけ「王将」は、断られました。




by aomeumi2 | 2019-05-22 09:22 | 天然な暮らし方 | Comments(10)



30年振りで会うので・・・庭の薔薇を切って行きました。

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何年も前から、行こう行こうと思っていた、噂の隠れ家レストラン。

彼が六本木でバーをやっているときに、時々、飲みに行っていました。
和食の店を始めたことは知っていましたが、なかなかチャンスがありませんでした。

目黒の閑静な住宅街に木々に囲まれた家が・・・看板がないどころか名前もないのです。

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石段を上がると、ようやく見えてきた。
一日ひと組だけの、完全予約制・・・ようやくランチの予約が取れました。

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え ?・・・和食名人のはずですが・・・オープンサンド・・・

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主さま、昨日、アムステルダムから帰国したばかりで、準備の必要な和食は無理ということで
アムステルダムから持ってきた、ハムやチーズのサンドイッチでもてなしてくれました。
ご招待・・・ということです。
旅好きで、年に10回くらいは出かけているらしい。

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和洋折衷の部屋が幾つもあって・・・谷崎の陰影礼賛の世界。

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秘密めいた小部屋で、秘密のカップルがお食事・・・なんてこともあるそうです。

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主さま、話題が豊富で尽きることがありません。これも人気のひとつでしょう。
二年前、十年ぶりでリスボンにも行かれたそうで・・・イタリア大好き、将来はアムステルダムで暮らしたいそうです。

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花瓶に入れたら、みるみる生き返った伊豆の花たち・・・。

正式に食べにいくと、話題豊富な主さまは厨房にいますから、話をするチャンスはなかなかないそうで
そういう意味では、ラッキーだったのかも知れません。
庭の事、旅の話、いろいろ・・・ゆっくりとした時間の流れた午後でした。






by aomeumi2 | 2019-05-18 12:41 | 天然な暮らし方 | Comments(10)



チルドで届いた冷たい箱・・・初体験でした。
開けて茫然・・・緑の贈り物。
きれいです。

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夫が留守だったので、全貌を見せたいと、少しだけ豆を剥きました。
そして、自分だけがおやつに食べたのがこれ・・・。
洋風の豆ご飯。
空豆とピースとバター。
春になるとフランス人が作ってくれた付け合わせです。
辰巳芳子は、ピースは半分だけフォークでつぶす・・・と。
香りがより強くなります。
あぁ、おいしい !

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四年振りに食べた料理がこれ・・・時々、夢にも出てきました。
たくさん使ったつもりが、作ってみると、緑が少ない・・・ビビっていたようです。
始めて食べたのが、フランス人、エリックの作ったものです。
「春になると、いつもママが作ってくれた・・・」
彼のおふくろの味は、とても単純。
空豆、ピース、モロッコインゲン、少量のたまねぎのみじん切りとベーコン、
庭で摘んだハーブをこれでもかと入れてありました。
モロッコインゲンが手に入らなかったので、ロマネスコ ? を入れました。
タイム、ローズマリー、ローリエ・・・もちろん庭で摘みました。

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それにしても・・・右は我が家で育てた空豆。
大きさが倍も違います。
中味は、さらに違う。

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ピースも、この通り・・・

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ポテトサラダに入れました。
香りが全く違う。

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春になると、いつも思いだしていた料理がいくつかありますが、これを作ろうとするととてつもなく高くつく。
そんなわけで、この時期スーパーに行って、ピースや空豆を見るのがいやで近寄りません。

もちろん、空豆の塩ゆで、焼き空豆も・・・ビールで。
蕗は昆布と鰹節の出汁を取って・・・アスパラは豚肉を巻いて食べた。ロマネスコはオリーブオイルとニンニクで茹でた、
レモンは夫が焼酎にいれ、残りはシロップに漬けた。
今日のお昼は、少し残ったロマネスコとアスパラでパスタ・・・3日で食べ尽くし、緑の人間になりました。
ありがとうございました。










by aomeumi2 | 2019-05-14 09:57 | 天然な暮らし方 | Comments(13)


大きな魚を扱っていた元漁師の夫は、畑仕事をバカにしていました。
まぁ、一尾で、何百万というものを扱っていましたから、何百円という野菜などバカバカしくてやっていられない・・・
ということでしょう。

しかし、ご近所でみなさまがいろいろ野菜を作っておられ、感化されたようです。
正月の小松菜、ほうれん草などは賄えました。

このほど、めでたくキャベツが収獲できました。
五つ植えて、二個出来ました。
白菜は、みな広がってしまい・・・失敗。

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キャベツは細かく刻んで、塩胡椒、干レーズンを入れて、いつものように朝食用に保存して食べています。

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さてこちらは、蕗・・・庭のあちこちにのさばっているのです。
黄色い花は・・・なにかお分かりでしょうか。

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花盛り・・・

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冬から食べ続けている、茎ブロッコリーです。
花まで食べ尽くし、まだ食べ続けるつもりなのです。

あ・・・消えたと思っていたアネモネが、こんなところに咲いていた。影になって見つからなかったのです。

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茎ブロッコリーの花は茹でて・・・スナップエンドウも収獲できました。
しかし・・・これ以降・・・根こそぎ、盗まれてしまいました。
誰かはわかっていますが・・・被害にあっている人は、みな知っているのですが・・・証拠がない。


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一気に暖かになり、庭の様相が変わってきました。
自然て・・・すごいですねぇ。




by aomeumi2 | 2019-04-19 12:33 | 天然な暮らし方 | Comments(14)


みなさま・・・ありがとうございます。
褒められ過ぎで・・・胸がつまり、ちょっと言葉が見つからず・・・個別のコメントのお返しが出来ません。
甘やかされているなぁ・・・と、思いつつ、優しいお言葉に感謝です。(うれし泣き)


「リスボン」が、ダ・ヴィンチの "この本に一目惚れ" というコーナーで紹介されました。

なにより、美しい本・・・と評価されたことがうれしい。
装丁の中林孝之さんのおかげです。
表紙の写真を撮ってくれたポルトガルのタカシ君にも知らせようと思います。
編集の友人、藤原と、王将でお祝いをしようということになっています。(王将かよ)
2013年に初版・・・まだ本屋に並べていただいていることもこの時代、奇跡のような出来事です。
あぁ・・・うれし。

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10冊ほどの本が紹介されています。

一目惚れ大賞は「82年生まれ、キム・ジョン」(チョ・ナムジュ)
一見、自由を手に入れたかに見える女たちの背景にあるものは、相変わらず・・・
韓国では1000万部を越えるベストセラーに・・・社会現象を巻き起こしているそうです。

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この雑誌の存在を私は知りませんでした。
創刊25周年にも驚きました。
中を開いて、なるほどと思いました。毎月、出される本は夥しく、本を選ぶのにナビが必要な時代なのですね。

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ありがとうございます。
たまには、いいことがないと・・・やっていられないわ。






by aomeumi2 | 2019-04-14 11:04 | 天然な暮らし方 | Comments(12)

奥様、ご機嫌斜めの食卓


屋根と家のペンキ塗りを自力でやると夫が言い出しました。
危ないけどなぁ・・・聞くわけもないから放っておいたら、ご近所の正田さんが手伝って下さることになりました。
ありがたいです。
業者に頼むと100万円近くかかるのです。
別荘族が多いですから、何年住んでいても、よそ者はぼられるのです。

奥様なんだか、ご機嫌斜め・・・お昼は、皿を出すのも面倒で、ピクニックなどと誤摩化して・・・
おにぎりと、卵焼き、出汁をとった昆布と山椒の佃煮、庭の蕗の茎と葉の佃煮・・・ほうじ茶。
あ・・・写真を撮ろうと思ったら、おにぎりが二個に減ってた。
お腹がすいていたようです。
峠の茶屋で食べたら・・・いくらくらいだろう ?
480円 ? いや、おにぎり三つですから、580円。二人前で、1160円。
値段付けの癖が止まりません。

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やる気なし・・・冷蔵庫は空っぽ・・・夫に買い物を頼めば、なにか作らねばならない。
その辺のコゴミを摘んできて、ちょいと粉をまぶして揚げた。
塩にレモンを搾ってつけました。

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ムツの煮つけ・・・新鮮だったのに、お腹の処理をしていなかったので、味が落ちた。
山椒の実をたくさん入れて、仕上げにも山椒の葉の佃煮を盛った。
お互いのせいにして、一発触発。


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それにしてもおかずが少なすぎる・・・明日葉を摘んできて、白和え。
お子ちゃまの夫は、残した・・・残したって、もうなにもでないよ。


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ひもじい思いをした夫は、翌日、羊の骨付き肉を買ってきた。
「お前が二つ、オレは四つ・・・」などとふざけたことを言う。
白のアスパラガスと、ニンジン、新ジャガ・・・久しぶりにワインを開けたけれど・・・ま、ま、まずい。
ポルトガルのワインを切らしているのです。
大仰な名前のついた、日本のものと、なにかの賞をとったというフランス、チリ・・・どれも口に合わない。
酒がなければ、することもない・・・九時前に寝てしまいました。


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ペンキ塗りを手伝ってくれている正田さんをお招きして、イカスミのパエリア・・・夫の大好物。
隠し味にアサリか帆立の缶詰を使うのですが、値上がりしたので小エビを入れた。
「イカだけの方がよかった・・・」と、夫は不服そう。
明日の昼もこれだよ・・・大好物なんだからね・・・残したら、夜も食べてもらうよ、と、意地の悪いことを言ってやる。


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庭のルッコラとパクチー、イタリアンパセリが繁りすぎ・・・花の咲き始めた茎ブロッコリーも食べる。
毎日、サラダはこればかり。

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朝食がかりの夫がご機嫌が良ければ、こんなものが出る。
トマトのオリーブ炒め・・・これは私の大好物。

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毎日、明るいうちに桜風呂・・・日に日に花が散り、青い新芽が目立ってきました。


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風が強くて、花びらが通りを埋め尽くす・・・とはいきませんでした。

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この時期、気がおかしくなる人が多いとか・・・機嫌が悪いくらいは、マシなのかしら。
天気が悪いとテンションが、ググッと下がるようになりました。
修行のように、掃除をしています。
なにもしないと、夜の酒がうまくないのです。






by aomeumi2 | 2019-04-10 14:36 | 天然な暮らし方 | Comments(10)




下北沢の王将、恵比寿の日髙屋の常連となってからは、すっかりご無沙汰していた上等な料理屋。
いやぁ〜おいしかった。
神保町の松翁です。

酒は浦霞。
つきだしのあら煮は、大根に味が染みていて・・・いろいろ頼んで、飛び上がるほどおいしかったのは、これ・・・。
穴子の煮こごりです。
ぷるんぷるんのとろとろ・・・う〜んと唸る。
こんなにおいしい煮こごりは始めて食べました。

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菜の花の色の美しいこと・・・
出汁や芥子が均等にゆき渡り・・・私の作るのもが、いかに荒っぽく繊細さに欠けるか、反省しつつ舌鼓を打つ。
右上の卯の花も、ここでの楽しみの一つです。

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これもまた、美しいものでした。
中には卵がびっしり・・・これがねっとりと得もいわれぬおいしさ。
絶妙な塩加減と焼き方で、イカのおいしさがさらに増し・・・家ではこうはいかないのです。
大根 ? の甘酢漬けが、また美味。

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他にも、かまぼこがとてもおいしく・・・食べるのに忙しく、ほとんど写真を撮りませんでした。
〆は、桜そば・・・これがまた桜の香りが芳しく・・・幸せな時間でした。
食べ物のことばかりで、忘れましたが、気がつけば、二人の殿方が傍らに・・・夫はいない。
これもまた、口福と幸福の二重奏。

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五時半から始まった宴は、8時過ぎに終わり、殿方のおひとりが、50年前にはこの界隈を縄張りとしていたそうで、案内してくれました。
雑踏を避けて、男坂を登り、夜のお散歩・・・これがまた楽しかった。
文化学院です。私もここを訪れたのは50年ぶりでした。
それでも時間は、九時少し過ぎ・・・「いくらなんでも、大人の帰る時間ではない・・・」と、いうことになり、
当てずっぽうで、ビヤホールに入り、限りなくおじいさんに近い殿方二人と、すでにおばあさんになった三人でワインを飲んだのでした。
気兼ねのない、静かで楽しい夜でした。

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五時過ぎに神保町の交差点で待ち合わせでしたから、四時に着いて界隈をブラブラ。
しばらくご無沙汰しているポルトガル菓子のドセ・イスピーガにミユキちゃんの顔を見ようと向かいましたが・・・
ワカラナイ・・・なぜだ・・・迷子になった。
考えてみると、この半年ほどは、世田谷の珈琲屋と香舟先生のところ以外は出かけていないのです。
ビルの谷間で途方に暮れました。
「今どこですか・・・迎えに行きます」と言ってくれたけれど、もう時間がありません。
古本屋で時間をつぶしました。

夫のために藤沢周平と山本周五郎。PCばかりやって本を読みません。ボケ防止です。
私は幸田文、それから瀬戸内晴美(寂聴)・・・この方は、読んだことがなく、一体どういう方かと昔のものですが、読んでみようと。

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どの本屋でも、店主が近づいてきて「大丈夫ですか・・・なにをお探しですか ?」と、聞くのです。
そうか・・・大丈夫ですか・・・と、声を掛けられるほど、傍目には、大丈夫な状態ではないのだ・・・と、気がつきました。
迷子にもなるはずです。
でも・・・交差点では、二人の殿方が、私を待っているのよ・・・という言葉を飲み込み、四冊で200円を払い、店を出ました。
文庫本のくせに・・・一冊50円なのに重い。

え・・・もしかして、万引きと間違えられた ? まさか・・・二冊100円の棚です。
ふと、そんな考えがよぎり・・・転ばないように・・・歩きました。







by aomeumi2 | 2019-03-24 09:40 | 天然な暮らし方 | Comments(15)




40年の結婚生活の間に貯め込んだ写真と手紙・・・どの押し入れを開けても段ボールに押し込まれたものが出てきます。
アルバムに整理されたものは、ほんのわずか・・・ほとんどが束になって、放り込まれているだけです。

庭仕事が終わり、夕食前の時間を、写真や手紙を眺めたり・・・整理をしています。
時には、45リットルのゴミ袋に三つも捨てたりもしています。

気がついたことは、こういうものの整理というのは、死んだ人たちとの再会でもあるのですね。

夫の両親の結婚写真です。
犬猿の仲であった嫁姑でしたが、この可愛らしい花嫁が、どのような経緯であのように変わってしまったものか・・・。
人が、穏やかな一生を送るのは難しいものだと思いました。
姑を看とれたことは、ありがたいことだと思っています。
今では、なんのわだかまりもなく、今となっては感謝さえしています。

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80才で亡くなった姑の遺品の中から出てきた、夫のバイオリンです。
小さな男の子を二人連れて家を出た姑の夢は・・・自分は画家として成功し、上の男の子は小説家に、下(夫)は画家にすることでした。
どれも叶いませんでした。

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舅は、妻子の帰るのを20年も待っていましたが(女と暮らしながら・・・)ついに離婚、暮らしていた女性と再婚しました。
それがつい先日、亡くなった後妻です。
料理上手な人で、このハガキは、"ラッキョの作り方" を、父が丁寧に書いてよこしてくれたものです。
もう30年近く経つのに、一度も作っていません。

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これは、先日亡くなったパリ時代の友人、伸子の遺品です。
手芸用品の籠の中から出てきた小さな箱にはビーズがたくさん。
私がParisを出るとき、記念にと呉れたものです。
大切にしていたことを知っていたので、うれしかったのをよく覚えています。

そして・・・これも不思議なことですが・・・探し物をして机の引き出しを開けると、きれいなピンクの便箋が手にあたり・・・
伸子が、29才の誕生日に書いた私への手紙でした。
"もうすぐ30になるけれど、お互いに老けないでいましょう・・・" と、書いてあります。
毎日、絵を書いていること、日が長くなって、外に出たくてたまらなくなり、カフェで長い時間を過ごすようになったこと、
私の出した手紙は、二人で、うれしくてうれしくて読んだこと・・・Yは毎日、靴を磨いていること・・・
若い二人の、なんでもないParisの暮らしが、無邪気に綴ってありました。
30どころか、私たちはお互いに70を過ぎてしまいました。

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いろんなことが重なって・・・久しぶりに熱海のホメオパシーに行きました。
一年に二回ほど、カウンセリングを受けてレメディを頂いています。
観音様のように美しい先生が、明るい声で迎えて下さり、この二匹のプードルも一種のカウンセラーの役目を果たしてくれます。
私が来ると告げると、前の日から興奮し、私が来るまで玄関で待っていてくれるのです。

姉妹は、悪質なブリーダーから助けられた保護犬。ティーカッププードルの失敗で、手前のコは、体はカップに入りますが、
頭は普通のプードルと同じ大きさ・・・歩くこともままならない状況でした。惨いことをするものです。
成長するにつれて体も大きくなり、元気になりました。

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ついつい時間が経つのを忘れてしまい・・・この日も三時間も過ごしてしまいました。
ここに来ると、もやもやした自分の気持がみるみる晴れていくのです。
先生は、ひたすら私の言葉に耳を傾けるだけ・・・話していくうちに、どうしたらいいのか、自ずから答えが出てくるのです。

「お友達が亡くなられなければ、このような再会はなかったのではありませんか ? 」
帰りがけに、先生がこうおっしゃいました。
そうなのです。もし、生きていたら、会わないまま、すぐに十年くらいは経ってしまう。
思い出の品を見ても、手紙を見ても、なにも思わなかったかも知れません。
確かに、私たちは再会出来たのです。
いろんなことが、心に治まり・・・元気でいよう、と、思いながら帰りました。









by aomeumi2 | 2019-03-16 13:53 | 天然な暮らし方 | Comments(10)