チョン・ユジョン 「七年の夜」を 読みました。
人間ドラマが組み込まれた韓国のミステリーです。
とにかく、息もつかせない展開と迫力・・・休みながら読むなどというなまぬるさは許されない。
一気に "読まされ" ・・・力尽きたという感じ。格闘技のような読書体験でした。
男の方向きかも知れません。書き手は、女性・・・ということにも驚かされました。
このエネルギーは、なんなんでしょう。敵わない・・・。

私がお世話になっている、書肆侃侃房から出ています。


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作家が来日、下北沢でトークショウがあるというので出かけました。
まずは、のんびりとしたダーウィン・ルームで、私の編集担当者と合流、心の準備をしました。

夏に切ってしまった、ジャスミンが伸びていて、うれしかった。花が咲いていました。

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会場は、いま注目されている下北沢のブック・カフェ、B&B・・・満員です。
窪美澄さんという作家とのコラボでした。
あぁ、知らない・・・世の中は変わっているようです。
チョンさん(正面のショートカット)は、きれいな方でした。

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映画化されて、現在上映中です。

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打ち上げは、韓国も含めた出版関係者、詩人など・・・みな働き盛り。
私のように、ゆる〜い本を出しているものにとっては、誠に場違い。
みんな子供世代のような人たちです。

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3、40年前の、私たち・・・ということね、と、編集者と顔を見合わせました。

そういえば・・・ずいぶん前に読んだ、佐藤愛子の「血脈」を読んだときにも、体力を著しく消耗し、
二三日、寝込んだことがありました。
いまだにお元気で、お美しい。
いま、日本の作家で、チョン・ユジョンと対抗できるのは、テーマは違えど、佐藤愛子氏かも知れません。







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# by aomeumi2 | 2018-11-18 21:13 | 喜怒哀楽な人々 | Comments(8)


叔母の33回忌がありました。

右が喪主の充君、私と同い年で、同じ名前。
訳あって、別の家庭で育ったので、兄弟で名字が違います。
左が、智兄さん・・・まだ現役で会社をやっていて、とてもお金持ち・・・いつもご馳走してくれます。

とにかく仲のよい兄弟です。
末の弟が先に亡くなり、仲のよさに拍車がかかり・・・会うと、やたらとはしゃぎます。
お給仕の若い女の子に、ダジャレの連発・・・これが実につまらない。その度に奥さんが謝り通し・・・、

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観音様のように穏やかに微笑みながら・・・ついにこう言われた。
「あなた・・・家に帰ったら、私と二人きりになるのを忘れていませんか ?」

し〜ん・・・顔を見合わせています。

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すぐに、全面降伏・・・。

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充君は、ドイツに赴任、私も不在でしたから、こうして従兄弟同士が揃って会えるのは最近のことなのです。
淋しがり屋のお兄ちゃんは、それがうれしくて仕方ない。
昼から、日本酒を五合も飲みました・・・観音様をチラ見しながら・・・。

二人のお母さんも、ユーモアのある人で、いつも冗談を言って子供たち(私を含めて)を笑わせてくれました。
この兄弟のダジャレ好きは、叔母譲りなのでしょう。

叔父は亡くなって50年だそうで・・・この叔父が、私の初恋の人でした。
家に遊びにいくと、真っ先に着物姿の叔父のあぐらのなかに飛び込んだものです。
もう70年近く前の話です・・・ひぇ〜〜〜 !











                                   

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# by aomeumi2 | 2018-11-17 10:46 | 喜怒哀楽な人々 | Comments(16)


四日市に会いにいった S が、亡くなりました。

「あんなぁ・・・Sが死んだ、7日に・・・」
一緒に会いにいった、徳島のMから、電話がありました。
「最後に会えて、よかったなぁ・・・アイツは、幸せな奴だった」
Mは、泣いているようでしたが、私は泣きませんでした。

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本当に、いい2日間でした。
三人で、ジャズを聴いて、おいしいものを食べて、酒を飲み、煙草を吸って・・・、
夜中まで、なんでもない話をしました・・・笑いました。

一週間ほど前に、S から電話がありました・・・「楽しかった・・・ありがとう」と。
そして、私の本「ポルトガル物語」を、40冊も買ってくれました。
ちょっと関わりのある人に、お礼にあげたいと・・・。
毎年のように通っていた、スペインのイビザの風景に似ているところがあるから・・・と。

S と私は、あまり仲が良かったとはいえません。いつもいがみ合い、周りをハラハラさせたり、笑わせたり・・・。
最後になって、こんなにいい奴だったのか・・・と、お互いに思ったはずです。
まるで親友のように、仲良く過ごせた2日間でした。

彼の庭にすみれが咲いていました。
草花には、興味がないようで、へぇ〜と、驚いていました。
木に咲く花は好きなそうで、桜が一本ありました。
今度は、ここで、三人で花見をしようと約束したのです。

11日に出発予定の、イビザ行きのチケットを取っていたそうです。
これを聞いたとき、初めて涙が流れました。

さよなら・・・S・・・ありがとう。














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# by aomeumi2 | 2018-11-14 10:55 | 喜怒哀楽な人々 | Comments(17)



色がきれいです。

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草間彌生も、びっくり・・・絵の具に加え、日本の色紙を張り付けてあります。

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壁にぶら下がっています。
ブルターニュのお祭りの衣装をつけた人形たち。

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作者は、奥のお姉ちゃん、レアです。
ミュージシャンでもあるようです。
パパの転勤で、現在は南仏にいます。
どうしているかしら・・・大きくなったことでしょう。
もう、三年も会っていません。

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少し古いものですが・・・お気に入りです。

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お得意の、ルームポートレイト。

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私は、人物の入ったものが好きです。
物語があるから・・・。

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これらの絵は、漁師町での、最初の友達、イギリス人画家ピアーズの作品です。
彼もまた、現在はブタペストに移りました。
チャーミングな男でした。

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# by aomeumi2 | 2018-11-11 11:52 | 喜怒哀楽な人々 | Comments(16)




肉厚の赤ピーマンをみつけたので・・・ねだられていたイカスミのパエージャを作りました。
料理は苦手・・・台所に30分以上立つことは滅多にありません。
このごろは、飲みながら作ることもあります。
料理が出来る頃には、へべれけ・・・。

冷凍してあったヤリイカと小エビ、残っていた大椎茸を一つ・・・イカスミもスペイン産の小袋をみつけてありました。
レモンがなかったので、かぼす。カルロスが持ってきてくれたピリピリをかけて、誤摩化しました。

いろいろ条件が揃わないと作れないメニューです。
もっとものネックは、赤パブリカ・・・このあたりでは、一つ350円もするのです。アホらしくて買えません。


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昨夜は、冷蔵庫の整理を兼ねて、やはり、なに料理かわからない妙なもの・・・残っていた鶏肉とウインナー、
キャベツ四分の一、作り置きのたまねぎの炒めたもの、残っていた大豆の茹でたもの、赤ピーマンのマリネも放り込み、
チリコンカンだと、言い張りました。
庭のイタリアンパセリも最後です。

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いつもは、こんなもので酒を飲む・・・鰯や秋刀魚の生姜煮。
飽きない・・・なおかつ、日持ちする。

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徳島のジャコと庭の山椒の実・・・ワインにもあう。

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茗荷と胡瓜の佃煮、薄味。

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青トマトのピクルスは、いつまでたってもカリカリ。いとうまし・・・。

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残り物野菜で作ったコールスローもどき・・・パブリカのマリネと干しぶどう入り。
薄味でオリーブオイルであえてある。
作り置きして、夜はオリーブオイルで、朝はマヨネーズ・・・ポーチドエッグなど乗せるとゴージャス。

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デザートは、だいたい果物・・・林檎とか梨。
今夜は、お隣から頂いたフルーツの缶詰を使った寒天、餡子を煮て、黒蜜作って・・・。

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出来上がった干し柿も、デザートになる・・・ほうじ茶とよく合います。

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ギリギリまで庭にいるので、なかなか料理に時間が取れません。
作り置きで、なんとか凌いでいます。







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# by aomeumi2 | 2018-11-08 22:31 | 天然な暮らし方 | Comments(14)